テキスト作成経過

教師になって今年でちょうど40年になりました。現在は花巻東高等学校という岩手県の内陸中央部に位置する花巻市の学校に勤務しています。前任校は水沢高等学校という県内有数の進学実績を持つ学校に勤めておりました。初任校は葛巻高等学校という北上山地北部に位置する山間部の学校でした。当時の葛巻高校はいわゆる「荒れる学校」でして、生徒を机に座らせるのに10分かかり、やっと座らせ黒板に向かえば後ろから教科書が飛んでくるという大変な学校でした。したがって講義方式の授業では50分の授業が成立せず、作業をさせたり、いろんなものを見せたりしてなんとか生物の面白さを教えました。そのためにつくったプリントがいつの間にか数百枚に及び、しかもすべて手書きでした。

プリント集が増刷1000部の販売へ

次に転勤した学校が三陸沿岸の進学校で、たまたま電動のタイプがありましたので、改良を加えながら新たに打ち直したならいつの間にかすべての生物学習分野を網羅するプリント集ができていました。せっかくなのでこれを冊子にして完成したのが 「モジュールテキスト集-私の生物教育-」 でした。200部つくって、ちょうど岩手で開催された生物教育会岩手大会で販売したところ、これが好評で現在までに5回増刷し何と全国で1000冊、すなわち1000人の先生方に購入していただきました。全国の先生方から「使えそうなプリントだが、使い方がわからない。」との便りを多数いただき、そこで10年かけて完成したのが 「モジュール教育指導書」 でした。その間に生物教育に関する資料や、実験関係の資料も増えたので、ついでに完成したのが「モジュール教育実験書」と 「モジュール教育資料集」 でした。

改良し集大成の完成へ

気がつけば生物教育に必要なあらゆるものが集大成されており、自作テキスト集の完成の記念すべき日でした。それから5年、生物の全国大会に出向いて販売すると、売れるは売れる、なんと参加者の3~4割の先生方が購入してくれました。ついでに 「分野別の分冊版」 もつくったらけっこうこれも好評でよく売れました。数研出版の「サイエンスネット」で紹介したら、一ヶ月に100人の先生方から、ファックスや手紙による注文が殺到しました。テキストの好きな箇所をコピーしマスプリして生徒に配布し、指導書を参考に自分なりにアレンジしたり、だまされたつもで好きな単元をモジュール方式で展開すれば、けっこう生徒の反応も良くなると思います。作業教材が多く、授業内容(講義)も指導書に記載してるので、生物専門外の教師にも大変好評です。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

テキストの紹介

授業の構造化に取り組み、30年ほどかけて完成した生物教育の全テキストを紹介します。

テキスト集

モジュールテキスト集
プリントの集大成

指導書

モジュール教育指導書
授業の流れまとめ

実験書

モジュール教育実験書
実験資料まとめ

資料集

モジュール教育資料集
映像や雑誌の資料まとめ
テキスト集と指導書を単元毎にまとめた分冊版を紹介します。

細胞

同化

異化

反応

調節

生殖

発生

遺伝

DNA

進化

生態

生物話題集

生物実験教材集